(1) 高齢化率は28.9%
我が国の総人口は、令和3年10月1日現在、1億2,550万人となっています。
65歳以上人口は、3,621万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も28.9%となりました。
(2) 将来推計人口で見る令和47(2065)年の日本
ア 9,000万人を割り込む総人口
令和11年に人口1億2,000万人を下回った後も減少を続け、令和35年には1億人を割って9,924万人となり、令和47年には8,808万人になると推計されています。
イ 約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上
65歳以上人口は、「団塊の世代」が75歳以上となる令和7年には3,677万人に達すると見込まれています。
その後も65歳以上人口は増加傾向が続き、令和24年に3,935万人でピークを迎え、その後は減少に転じると推計されています。
ウ 現役世代1.3人で1人の65歳以上の者を支える社会の到来
令和2年には65歳以上の者1人に対して現役世代2.1人になっている。今後、高齢化率は上昇し、現役世代の割合は低下し、令和47年には、65歳以上の者1人に対して現役世代1.3人という比率になります。
エ 年少人口、出生数とも現在の6割程度に、生産年齢人口は4,529万人に
出生数は減少を続け、年少人口(0~14歳)は令和38年に1,000万人を割り、令和47年には898万人と、令和3年の6割程度になると推計されています。
オ 将来の平均寿命は男性84.95年、女性91.35年
我が国の平均寿命は、令和2年現在、男性81.56年、女性87.71年。今後、男女とも平均寿命は延びて、令和47年には、男性84.95年、女性91.35年(死亡中位仮定)となり、女性は90年を超えると見込まれています。
